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2011年8月6日(土) 12:30 ~ 17:10 (12:00 開場) | ![]() |
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福岡銀行 本店 大ホール map 福岡市中央区天神2-13-1 地下鉄天神駅 4番出口より徒歩すぐ |
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高校生 定員 500名 *要事前お申し込み、先着順(引率教員の方も入場可) | |
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無 料 |
講演内容
特別講演 | 益川 敏英 名誉教授 | 「 若者を科学に向かわせるものは? 」 | ||
若者は若者の生活の中で多くのものに接するが、その中で想像もしなかった科学上の出来事や、科学者の姿に接するであろう。その若者はそれらの憧れに近づきもっと知りたいと希求する。 そしてそれを求めてドンキホーテの如く金盥を頭に載せてロバに乗り旅に出る。そこで自分が夢見た世界の本当の姿とより深い内容に驚き一歩一歩真の科学者に近づいて行く。我々の社会は若者にロマンが持てる社会で在って欲しい。 私は複合粒子模型の提唱で大きな功績を残された坂田昌一博士に憧れて素粒子研究者への一歩を歩みだした。 |
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文 書 館 | 西山 伸 准教授 | 「京大史のなかの理学部」 | ||
「京大の理学部は当時から単位制であった。その上に、必要な単位を構成する「必須科目」なるものも、そんなに厳格に決められていなかった。一中や三高と共通する自由主義的なふんいきが、こういう融通性のある科目制度と、よく適合しているように思われた」日本で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹が京大理学部に入学した当時を回想した文章です。こうした自由な空気が、著名な研究者を輩出した源泉であったことは間違いありません。本講演では、理学部を京大の歴史全体の中に位置づけて考えてみます。 | ||||
地 球 | 竹村 恵二 教授 | 「身近な地球の脈動を九州から考える」 | ||
地球の脈動は,地球上 に生活する人間社会に大きな影響(災害)を与えている.東日本大震災は,その大きな事例として存在し,その中で私たちは西暦2011年を生きている.地球科学はその地球の脈動の不思議や神秘を解き明かすことを目標に研 究を進めている.講演では,「身近な地球の脈動を九州から考える」をタイトルとして,今回大きくクローズアップされた「低頻度巨大地球科学現 象」の持つ意味を,九州の大地の脈動を題材に,地球科学の魅力と意義を紹介する. | ||||
化 学 | 北川 宏 教授 | 「金属と水素の不思議な関係」 | ||
水素は、クリーンなエネルギー源として「環境の21世紀」を担うものと期待されている。材料分野では、水素が固体中に侵入し、結晶構造や組織を変化させ、特性を向上させるなど、水素が有能なプロセス機能を持つことが報告され、水素を積極的に利用しようとする科学技術が注目されている。高性能な水素吸蔵合金や固体電解質などの開発は焦眉の課題である。本講演では、持続可能な社会の実現に向けて、水素が関わるプロトン伝導や電子伝導、触媒能、ガス吸着・分離・精製などの機能・物性を発現する材料などについて紹介する。 | ||||
物 理 | 畑 浩之 教授 | 「小林・益川の考えたこと」 | ||
2008年のノーベル物理学賞は、南部陽一郎、小林誠、益川敏英の三氏の日本人理論物理学者に授与されました。この受賞理由は、南部氏が「自発的対称性の破れの機構の発見」、小林氏と益川氏が「CP対称性の破れの起源と3世代(6種類)のクォークの予言」であり、まとめて言えば「対称性とその破れ」と呼ばれるものです。ここでは、特に「小林・益川理論」について、最新の素粒子論の紹介も含め、高校物理の知識で理解出来るように(?)お話したいと思います。 | ||||
*途中休憩および講演後に質疑応答の時間を予定しています |
申し込み方法: 以下のいずれかの方法でお申し込みください
<往復葉書> | (1)氏名 (2)住所 (3)連絡先 (電子メールアドレスまたは電話番号) (4)参加人数をご記入の上 |
〒606-8502京都市左京区北白川追分町 京都大学理学研究科社会連携室まで | |
<申し込みフォーム> | フォームのページへ移動する |
<F A X> | FAX申し込み用紙をダウンロードする |
*高校で一括お申し込みの場合は、電子メールに参加希望者氏名リストを添付の上、本文に代表者のご連絡先を記入してください。 |
お問い合わせ
京都大学理学研究科 社会連携室 |
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 |
TEL : 075 (753) 3640 FAX : 075 (753) 3645 |
E-mail : ![]() |
主 催: 京都大学大学院理学研究科
後 援: 福岡県教育委員会・大分県教育委員会・鹿児島県教育委員会・熊本県教育委員会・佐賀県教育委員会・長崎県教育委員会・宮崎県教育委員会・山口県教育委員会