ELCAS・最先端科学の体験型学習講座(京都大学理学部)未来の科学者養成講座

ELCAS・最先端科学の体験型学習講座(京都大学理学部)未来の科学者養成講座

ELCAS第5期受講生の感想      *一部個人的な内容は割愛しております。

  


 数学 物理 生物 化学 宇宙地球

実習1 実習2
数 学
 私はもともと学校の数学しかやったことがなかったのですが、1次試験の数学の講義で興味をもったので数学のコースを選択しました。初めの方は慣れない記号ばかりでてきて、今までやったことのないような数学だったので戸惑いましたが、回数を重ねるごとに英語の数学書にも慣れ、理解できるのが楽しかったです。証明の発表は自分が分かっているだけではだめで、人にちゃんと説明するのが難しかったです。
 本当に大学数学はむずかしかったですが、分からないことを考え抜く力はついたと思います。今までありがとうございました。
 9月から半年間、ELCASの体験をしてきて、ためになったというよりも、とても楽しい時間を過ごすことができたと思います。最後の発表は、その集大成で、スライド作りから発表までずっと楽しみながらすることができました。他分野の発表も、難しかったけど、科学の楽しさが、とても伝わってくるような発表ばかりでした。
 今までELCASで体験授業を受けてきて、とても楽しかったので、都合により3分の1ほどは休まなければならなかったことが、とても惜しかったです。半年間があっという間で、もう終わりになるということが全く信じられないです。
 今までお世話になった先生方、チューターのみなさん、楽しい時間を本当にありがとうございました。

 ELCASを通じ、さまざまな貴重なこと、また大切なことを学ばせていただきました。私は数学体験コースに参加させていただきましたが、数学に対する意識が、はじめとだいぶ変わったように思います。より楽しくまた面白く数楽できるようになりました。ここで学んだことを生かし、自分の進むべき道を歩んでいきたいと思います。ありがとうございました。

 正直、難しかったです。でも、それ以上に僕が得たものは多く、とても面白かったです。今日でELCASが終わってしまうのが残念でなりません。ELCASで学んだことや仲間のことは一生忘れません。

 去年から今日までの間、京都大学の体験学習として、「天書の証明」を読み進めてきた。本の内容は、難しくて、しかも英語で書いてあり、とてもよい勉強になった。しかしそのことよりも、実際に、大学の数学科というものを肌で感じられたことのほうが、自分にとって大きい。

 9月から半年間、始まったときは長いなと思ったけど、今になってみるとものすごくあっという間だったなと思います。良く言えば個性的で面白い、はっきり言うと変人な方々に囲まれて、とても楽しく数学できました。
 そもそもELCASのように、大学数学を学ぶ機会や、セミナー形式の講義はほとんど体験したことがなかったので、毎日毎日が新鮮で、刺激的でした。
 とにかく本当に楽しかったです。このような機会をいただけたことに心から感謝しています。本当にありがとうございました。

 はじめは、英語で書かれた数学の本を読み、皆の前で発表するということがとても緊張しましたし、しっかりできるかどうか、すごく不安でした。私は、まず、「素数が無限個存在する」ことを位相を使って証明しました。位相というのは、それまでに数学書で読んだことがありましたが、ほとんど無知の状態に近かったです。しかし、自分で学校の図書館に行って調べたりして、自分で数学しているということが、とても楽しくなり、分からないところがあったりして、発表中につまづいいてしまったりしても、チューターの方々が本当に優しく教えて下さり、不安な気持ちもすぐに、なくすことができました。普段なかなか、ふれることのない大学数学の世界を冒険することができ、本当に楽しかったです。また、月に一度ある、教授の方々による講演会も自分の知っている知識にプラスされる感じがして、数学だけでなく他分野のことも学べて面白かったです。最後の皆さんのプレゼンテーションも、半年間の研究を知ることができましたし、知らないことも多かったですが、丁寧に教えて下さったりして、分かりやすかったです。半年間、本当に楽しかったです。ありがとうございました。

 月2回とはいえ、京大へ出向くのは大変でしたが、非常に内容の濃い6か月間(?)となりました。最初は洋書を読むなんて無理、なんて思っていたけど、自分の力でとことん翻訳し、深く調べることで、大学数学の一部に触れることができるとても良い機会となりました。
実習1 実習2
物理学 
 私は、この半年間のELCASを通して、様々なものを得ることができたと思います。共通の興味を持った仲間と色々な体験をすることで、自分の無知さや、世界の広さを良い意味で思い知らされました。学校で習ったことを実際の研究で使うことで、学校の勉強というものも、大切なことなのだということがよく分かりました。
 最終合宿は、今まで学び体験してきたことを伝える良い機会となりました。私は普段自分の興味のある分野だけに集中してしまいがちなのですが、今回、他の分野のお話を聞いて、いつも興味を持つ分野とは違う分野についてても興味を持って知ることができたと思います。
 この経験を今後の人生に最大限に活かしていきたいと思います。半年間ありがとうございました。

 ELCASでは、毎回最先端の知識を体験しつつ学べた。時折分からないところがあってもまわりの人たちが教えてくれたりするので、いつも深いことを学べたと思う。
 また、違うことを学んでいても科学のつながりで以前にやったことが出てくることがあった。そして、自分の分野に対してとても詳しくなれただけでなく、前は興味のなかった分野にも関心を持って話を聞けるようになった。
 さらに、最先端の内容なので、ニュース等で取り上げられることも多々あった。今後も科学に興味を持ち続けて、できれば科学分野で活躍できる人間になりたい。

 「最先端を追うといっても自分の知識では…。」みたいな点があったが、講演+実習の形でわかりやすく、また疑問があればごまかさずにキチンと答えて下さって良かったです。自分の好きな教科で教えてもらう内容もとても興味深かったので学ぶことが楽しく感じられた。
 学校では、あまり学問のことについて語り合うことをしないのですが、自然とそういう話になったりできるメンバーが見つかったことも新しい発見でした。

 半年間あっという間のエルキャスでした。最初は実験も難しくて理解できなかったですがチューターさんに聞くうちに少しではあるが理解することができてよかったです。
 1回目の合宿からいろんなエルキャスに関係の先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 物理にこんなにも深く学べて自分の世界が広がってとてもよかったです。みなさんにあえてよかったです!!

 夏のELCASの試験で無事受かり、ELCASに通えると決まった時は嬉しかったのですが、半年間月2回も名古屋から通うという事もあり、少し不安にも思いました。しかし、実際に半年間ELCASで学んでみて、高校2年のこの時期にこのような経験ができたのはとても良かったと感じます。
 ELCAS物理では、超電導、光学遷移、レーザー冷却、ハドロンなど、耳にしたこともあるような最先端の研究を、実験なども交えて勉強することができて、とても楽しかったです。また、同じ物理分野の仲間や他分野の人たちとの交流もなかなか貴重な体験で、充実した価値のある半年間でした。
 最後のプレゼンテーションでは、一日中議論をしてみんなでプレゼンを作り上げることで、理解を深めることができ、大変でしたが、やりがいがありました。

 ELCASに参加したことは、いろいろなことを考え直すきっかけとなった。少しだけ自分の見た世界が広がった。わかった事の中にはヒントになりそうなことがたくさんだと思う。まだ見たことがない何かをもっと探そうと思えた。もちろん今の知見を深めることもである。
 内容に関しては偏っていなくて、バランスは非常によかった。それはもともと興味を持っていた部分も、はじめて触れた部分もどれもそれぞれの楽しさがあった。
 石野先生のおっしゃったように、理論背景は分からないものが多いので、これから少しずつ分かるようになればいいと思う。新しさをもって感じたいと思う。

 第一次選考の時、自分が通るはずはない、と思った。思っていたよりたくさんの人がいて、講演も難しかった。結果として自分が選ばれて、たくさんの経験を積んだことはとても不思議なことだと感じている。物理の講義は毎回毎回本当に面白くて、自分は将来物理を学ぶんだ、という確信を持たせてくれた。ELCASを通じて、講義を聞いて理解する力、疑問を持つ力、人に説明する力などたくさん手にすることが出来た。今までよりずっと「理解する」ということに貪欲になり、家でもたくさん論文や本を読むようになった。物理のメンバーはすごく良い人ばかりで、チームワークも良かった。私に素晴らしいものを与えてくれたELCASが終わってしまうのは寂しいけれど、同時に誇らしくもある。本当にありがとうございました。

 本当にいい経験をさせていただいた。難しいところはいっぱいあったし、難しくて理解できないところもたくさんあったけれど、どの回も楽しく学ぶことができた。「物理」とは全く関わりのない生活をしていたけれど、このELCASで、とてもいい環境のもと学ばせていただいて、本当に感謝しています。来年から学校で物理の授業が始まるし、またこのELCASで学んだことのおかげで日常生活においいて物理を意識することが多くなると思います。とても楽しみです。ありがとうございました。

実習1 実習2
生物学
 今日で最後のエルキャスが終わりでさみしいです。今まで、なかなかできない体験をさせていただいて、本当に貴重な思い出になりました。私は生物をとって自分が思っていた以上に生物の範囲は広くて、ちがう部分に視野をあててみたらまた新たな発見があってこういう発見もあるんだなって思うことができました。私が印象に残ったものは最後の実習でした。卵の発生の様子を観察することでした。その様子の変化をみるのもたのしかったけれども卵に穴をあけたり、注射器で白身を抜いたりする作業も楽しかったです。今日で最後のエルキャスの実習で、さみしいです。今までの実習で学んできたことは忘れないようにしたいです。
 正直僕は特に生物が好きだから将来は生物関係の職、さらに言えば研究職につけたらいいなくらいにしか思っていなかった。しかしこの「ELCAS」を通じて自分は研究者になりたいとはっきり感じるようになった。
 高校より設備が充実した中でハイレベルな内容をその専門の方から学べるとなれば、まず興味がわかないはずが、楽しくないはずがないのですが、僕にとっての最大の転機となったのは、とても楽しそうに研究なさっている方々の姿でした。自分もこんな研究者になりたいと思い、自分がこの空間にいられること自体に感動を覚えてたことが記憶に残っています。
 次は僕が京大の学生となって未来のELCAS生の諸君に自分の好きな昆虫の話をしたいと思いました。
 今回このような体験学習コースに参加させていただき、ありがとうございました。普段では絶対体験することができないような経験ができ、本当に楽しかったです。植物・生物物理・動物と、どの実習も興味深かったのですが、一番興味をひかれたのは動物の実習で、行動学から発生学まで多くの事を学ばせていただきました。自然人類学の研究室で見せていただいた骨格標本にする前のチンパンジーがとても気になり、くさらせる過程から実際に骨格標本を作製するところを見せて頂きたかったです。最後の実習がとくに印象に残っていて、色々なお話を聞かせていただけてよかったです。今後ELCASで学んだことをいかして、将来自分の夢を叶えられるように頑張りたいと思います。

 最初から驚きの連続でした。眠い目をこすって大学生のチューターの方と確率について一晩中語り合ったりしたことが印象深い良い思い出です。高橋教授に教えてもらいたくてこのELCASに来たので、最後に教えていただくことができて本当によかったです。ありがとうございました。

 初めは、京大であるすごいやつなんや、行けたらいいなぁと思ってうけました。7月に選考があり、9月から待ちにまったELCASが始まりました。不安とは裏腹に、生物の人たちとはすぐにうちとけ、その他の教科の人たちとも親しくなることができました。地元や学校にいるだけでは手に入らない情報を知れたり、本当にいい刺激になりました。ここで得たつながりはこれからもずっと持ち続けたいです。
 月に2回の生物の研究所への体験講座は、本当に驚きの連続でした。見たことのない器具、見たことのない生き物、知らないことばかりで、毎回とても楽しかったです。植物の分野では、ピーマンが光合成をしているということが一番印象に残っています。動物では、鳥の声を図式化する実験が一番おもしろかったです。
 生物は、生き物について調べる分野だとばくぜんとしか知らなかったけど、今回ELCASで12の研究室を回って、実際に見たり作ったり、聞いたり、探したりして、視野がとても広がり生物という学問の大きさを体感することができました。この体験は、この先私自身に、とても大きな影響を与えたと思います。このような素晴らしい機会を与えてくださり、本当にありがとうございました!! 

数学 物理 生物 化学 宇宙地球