ELCAS・最先端科学の体験型学習講座（京都大学理学部）未来の科学者養成講座

　半年にわたるELCASはその一つ一つが本当に難しく、しかも他のメンバーはすごいしで、この中で本当にやっていけるかなぁと悩んだものでした。しかし、こうした人たちと一緒にいると、自分もがんばらなければという意識が生まれたりもしました。「工学がやりたい」というのは今も思っていますが、「自分が楽しいと思うことをとことん追う」というスタンスも素晴らしいなと思うようになりました。12回にわたるELCASの中で理解できたものは本当に少ないですが、「そういえばこんな事したな」とふと思い返して、色々なものに興味を持ってみたいなと思います。広範囲にわたる知識であったり、技術であったりを持ったメンバー達と一緒に半年もの間、最先端科学の体験ができたことは私にとってのすごい喜びです。大学（院）などに自ら学びに行き、研究者になりたいと思いました。

　最後かと思うとやっぱり悲しい。こうして半年間京大に来れて嬉しかったし、新鮮だった。たぶん、ここにこなければ一生体験できなかったこともあるだろうし、色々な人々と出会うことが出来なかった。久しぶりに旧友と会えたり、共通の友人がいる人と出会えたり。こういうところにまたこれたらいいなぁとは思うけど、もうこんなことは体験できない。まぁ、またOBとしてなら参加できるかな。この経験を糧にして自分はこの世界で、活躍していきたい。本当に半年間、僕に色々な事を教えて下さってありがとうございました。

　2年にわたってELCASに参加することが出来、自分は本当に幸せ者だと思います。大学の化学、ELCASで体験させていただいた化学は高校の化学とは全然違ってどれもすごく魅力的でした。もともと興味を持っていた有機分野に関してはさらに興味を深めることができ、無機固体合成にも興味を持ちました。また、高校の化学だけでは知ることもなかった理論化学にも触れ、その力を知ることができたのは自分にとってすごく大きなことだったと思います。ELCASでは最先端の研究、実験、機器、そして研究者の方々と出会えました。自分と同じように科学に興味を持つ人々にも会え、他分野との交流はすごく実りのあるものになりました。ELCASを通じて学んだ体験、知識、考え方をいかせるように頑張ります。本当にありがとうございました。

　9月から半年間、長いようで短かったです。月に2回京大へ通い、素晴らしい先生方、大学生の方に教えていただいたというのは一生の良い経験となりました。このELCASに参加して新しい宇宙仲間とも出会えて本当にうれしかったです。私は特にこのELCASで印象に残っているのは隕石の鑑定実験です。2回にわたり実験を行い、今まで触れたこともなかった様々な実験器具に触れることができて本当に楽しかったです。

　この半年間の活動を通して、エルキャスでしか体験できないことをたくさんさせて頂いた。特に思い出に残っているのは、花山天文台へ見学に行ったことです。生まれて初めてあれほど大きな望遠鏡を見たので、鳥肌が立つほど興奮した。また、京都大学への憧れを今まで以上に強く持てたのが平田岳史教授の講義を受けた時です。教授の話は大変興味深く、分かりやすく説明して頂いたので、もの凄く楽しめました。京都大学へ進学して、ぜひまた教授の講義を受けたいです。この半年で自分の知らない世界を見る事ができ、自分の将来について深く考えるきっかけとなった。半年間、大変お世話になりました。

　半年間のELCASが終わって、とてもさみしいです。たくさんの経験ができて良かったです。宇宙地球は化学的だったり、物理的だったり様々なルーツで宇宙は関係しているんだなと思いました。はじめは、「これ、宇宙地球とどうつながっているの？」と疑問がありましたが、講座を受けている内にこうやってつながっていく話なんだと、解決できたことが一番印象にあります。